ラミネートベニアの強度と問題 | 渋谷歯科 | 平日夜9時・土日も診療の渋谷の歯医者

ラミネートベニアの
強度と問題

質問

上の歯8本、ジルコニアクラウンを装着しています。下の歯もジルコニアクラウンにしようかと思っておりましたが、下の歯は歯並びが良いのでラミネートベニアでもよいかな?と思っております。(10本)

そこで質問なのですが、上にクラウンを装着した状態で、下にラミネートベニアを装着するのは問題ないのでしょうか。。(耐久性的に)歯科医院に勤める友人に聞いたみたら、「割れちゃうと思う」と言われましたが、やはりそうなのでしょうか。

あまりクラウンとラミネートベニアの組み合わせをしている人が居ないので、、体験談があればとても嬉しい
です。

ラミネートベニアって何?

ラミネートベニアは被せ物とは違い歯を一層削ってつける付け爪みたいなものです。エナメル質という歯の一番表層の部分を1mm程も削らないため基本的には麻酔も必要のない治療になります。

ラミネートベニア

ラミネートベニアの
メリット・デメリット

メリット

  • 治療期間が短い
  • 色、形を同時に修正できる
  • ラミックのため着色などはつかない
  • 歯を削る量が少ない

デメリット

  • 全ての歯に対して適応するわけではなく、クラウンに比べると適応が少なく、欠けたり取れやすい
  • 大幅なセラミック矯正はできない

ラミネートベニアの適応症

  1. 変色歯(神経が死んでしまった歯、ホワイトスポット、CRのつぎはぎ、テトラサイクリンなど)
  2. 実質欠損歯(エナメル質形成不全、欠け、破折、酸蝕症など)
  3. 矮小歯
  4. 歯の位置異常

今回は適応なの?
適応じゃないの?

付け爪をされた方は経験があると思いますが付け爪は衝撃に対して弱く、硬いものや持続的な力で剥げてしまいます。

噛み合わせが強い、歯ぎしり食いしばりが強い、歯並びが悪いなどの人にはなかなか向いていません。

今回のケースでは上の前歯が人工ダイヤモンドと呼ばれるジルコニアの被せ物が入っている状態で仮に歯ぎしり食いしばり、噛み合わせに問題がなかったとしてもなかなか厳しく、当院ではあまりおすすめできないケースとなります。

症例

上顎前歯部の症例になります。中央の二本はクラウン(被せ物)で両隣はラミネートベニアになります。写真を見てわかる通り歯を削る量は全然変わってきます。

出来上がった技工物になります。被せ物もラミネートベニアも同じ素材のセラミックを使っているのでかなり綺麗に出来上がってきます。

お口の中に入れた状態になります。人工物感がなく周りの歯とも調和がとれていて非常に満足を得られた症例です。

まとめ

ラミネートベニアはちょっとした虫歯や少数歯の審美を希望される方には非常に重宝される治療ですが、強度の面から全ての歯に適応ではない
です。

ラミネートベニアを考えている、ご自身の歯が適応かどうか気になる方は気軽にご相談ください。

関連ページ