セラミックの価格

※最新の価格と異なる場合があります。詳しくは料金表をご確認ください

セラミックの価格についての動画

セラミックの種類

治療箇所の大きさ・深さにより、インレーとクラウンに大きく分かれます。更にクラウンは、前歯と奥歯に分かれます。それぞれ形の特徴がありますので、動画で是非ともご確認ください。

セラミックインレー

インレーとは、馴染み深い呼び方では、つめ物と呼ばれています。インレーは、部分的に歯を削って、詰め物で修復する治療を指します。
インレーの形状イメージは、アニメーションでご確認ください。

前歯セラミッククラウン

前歯とは、真ん中から左右に3番目までの歯のことを指し、上下6本ずつ計12本の歯を指します。
この範囲の治療では、動画のように歯の全周を削ってセラミックのかぶせ物（クラウン）をセットして修復します。主に見た目や色を修正したい場合に、セラミッククラウンを用いて治療します。

奥歯セラミッククラウン

奥歯のセラミッククラウンは、前歯から数えて4番目以降の歯を指します。
奥歯の場合は、見た目も重要かも知れませんが、それ以上に強度が求められます。以前は、奥歯のセラミックが割れた・欠けた等のトラブルもありましたが、ジルコニアセラミックの登場で審美性・耐久性（強度）が上がり変わってきています。

セラミックインレー（つめ物）の価格と相場

セラミックを選択する際に最も気になるのは、価格でしょうか？特徴や機能なども気になると思いますが、まずは価格ですよね。
セラミックのつめ物にはいくつか種類があり、価格もそれぞれです。2023年2月現在のセラミックつめ物の価格調査結果を表にまとめます。また、保険適用の白いつめ物：CAD/CAMインレーに関しても説明します。

ハイブリッドセラミックインレー

発売当初は、天然の歯と硬さが近いという理由で非常に重宝されましたが、使用して10年の予後をみてきての感想は、割れやすい・欠けやすい・着色がつきやすいということが挙げられます。素材にプラスティックを使用しているため、吸水膨張を繰り返すことからあまり良い予後ではありません。やはり、1番のデメリットは、割れる・欠ける点です。

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セラミックインレー（e-max)

笑った際に細部の色まで天然の歯と同じような色にしたいと思う方には最適なインレーで、選択される方が多いです。セラミックインレー（e-max）の1番良い点は、見た目です。硬さも非常に天然歯に近いです。一方で、その硬さがあっても割れる・欠けるという現象が結構起こりますので、噛み合わせの強い方やバランスが難しい方には不向きと考えています。

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ジルコニアインレー

ジルコニアインレーの1番の特徴は、歯ぎしり・食いしばり対策となることです。強度が1番高いため、強い力が加わった際に割れるのではなく外れてくれます。色の選択肢はあまり多くありませんが、徐々に増えてきています。最近、インレーの中で選択される方が非常に多くなった材料です。

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CAD/CAMインレー

2022年4月から保険適用となったCAD/CAMインレーですが、何よりも割れやすい・欠けやすい・臭いがつきやすいというデメリットがあります。見た目は初めは悪くありませんが、プラスティックを含む材料のため、やはり吸水膨張を繰り返し着色しやすいです。一時的であれば問題ないかと思いますが、長期的な使用はあまりオススメできません。

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金銀パラジウムインレー

いわゆる銀歯です。お口の中で目立つ点以外にも、精度が悪く隙間より菌が入り虫歯になることが多いというデメリットがあります。また昨今の戦争などにより金銀パラジウムの金属価格が高騰しています。これにより以前のような価格では提供できなくなり、保険適用価格も上昇しています。

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セラミックインレー選ぶポイントは？

セラミックインレーには様々な種類があり、どれを選ぶか迷うと思います。歯科医院で説明を受けても直ぐに決めることができないかも知れません。

そんな患者さまにセラミックインレーを選ぶ際のアドバイスです。「決して価格だけで決めてはいけません！自分のお口の状態に合うセラミックインレーを選択しましょう！」 これはどういうことかというと歯ぎしり食いしばりが強い方にどんなにキレイでもセラミックインレーのe-maxを選択してはいけませんし、見えない場所だし安いからという理由で金属アレルギーのある方に金銀パラジウムインレーを選択するのは、間違っています。

そのため、価格よりも自分のお口に合う材料を選択することが1番重要なことです。

前歯セラミッククラウン（かぶせ物）の価格と相場

前歯のセラミッククラウンは、多くある種類それぞれに特徴があるため、多くの患者さまがどの材料を選ぶか迷うと思います。当院では、患者さまに調和する材質をお口の中を診た上で説明し、提案しますので、いつでもご相談にいらしてください。

ジルコニアボンドクラウン

ジルコニアボンドは、前歯に使用する材質として、現在間違いなくナンバー１の材料になります。価格が高いという点がデメリットとして挙げられると思いますが、その価格に見合う材料です。ジルコニアの上にセラミックを盛り上げるという方法で作られるため、セラミック特有の透明感も出すことができます。当然金属アレルギーの心配もありません。

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オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウンは、e-maxを主材料としてますので、見た目がとにかくキレイです。一方で、強度に不安があり、歯ぎしり・食いしばりのある患者さまには不向きです。e-maxには、PRESSとCADがありますが、CADの方が強度があり、色を再現する点ではPRESSの方が優れています。

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ジルコニアステインクラウン

以前は、色が問題となり前歯に用いることは少なかったジルコニアですが、技術もどんどん進化してステイニングという方法により、今では天然歯と変わらない色を再現できるようになってきました。ジルコニアボンドクラウンやセラミッククラウンと比較すると色の透明感や深みはありませんが、ぱっと見では違いが分からないいレベルまで進化してきています。強度的に1番優れていますので、見た目が完璧になれば申し分のない前歯のセラミッククラウンです。

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ジルコニアクラウン

強度は申し分ないものの前歯に用いるには、色が単色すぎて、天然の歯と違うことが分かる見た目です。 ジルコニアステインは削り出してから色をつける工程があるため天然の歯に近くなりますが、こちらのジルコニアクラウンは、ジルコニアのディスクを削り出すだけの製法のため、単色止まりになります。

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メタルボンドクラウン

以前、1番多く使用されていたかぶせ物です。未だにファンが多い材質になりますが、金属を使用する点が1番問題ではないかと思います。近年は金属価格が高騰していることもあり、使用する金属によっては、高額になります。尚、当院では、ほぼ使用されなくなり患者さまの希望で入れ歯の支台として使用する時のみ用いるようになりました。

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ハイブリッドセラミッククラウン

ハイブリッドセラミッククラウンは、プラスティックにセラミックの粒子を混ぜ合わせたハイブリッド素材です。以前は、天然の歯の硬さに近似していることから、非常に期待された材料でしたが、使用している内に削れすぎるという強度的な問題点が現れ、あまり使用されなくなりました。

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CAD/CAM冠

日本で初めて白いかぶせ物の保険診療として、前から数えて4番目以降の歯への適用が認められた材料です。ハイブリッドセラミックをブロックにして削り出すために、強度がある程度増すという点がありますが、まだまだ改良の余地はあり、強度不十分で割れることが多くあります。当院では、臨床的なデータも不十分なことから、積極的にCAD/CAM冠を用いた治療は、オススメしていません。

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レジン前装クラウン

金属にプラスティックを貼り付けて、見える部分の金属を隠すという手法のかぶせ物になります。土台に金属を用いていますので、ある程度の精度と強度を保つことができますが、プラスティックを用いていますので色は十分な満足感を得られるものではありません。また、長期間使用しているとプラスティックが吸水膨張を繰り返しますので、徐々に変色します。

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ジャケットクラウン

ジャケットクラウンは、プラスティックですので仮歯に毛が生えたくらいの材質です。一時的に使用するのであれば良いですが、長期間使用するのは、厳しいでしょう。

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セラミック前歯の選ぶポイントは？

前歯の選択は、慎重に慎重を重ね考えて決めた方が良いです。選択を誤り再度前歯のかぶせ物をやり直そうとした場合は、歯をまた削る必要があり、最終的にどんどん歯が小さくなってしまいます。土台を足して大きくすることもできますが、やはりやり直す回数が少ない方が、歯へのダメージは断然少ないです。
後からでも変えれますよと担当歯科医師が仰るかもしれませんが、それは、型を採る前までになります。

前歯は、口を開けて笑った瞬間、最初に相手の目に入る場所になります。是非とも一番良い選択をして、笑顔に自信が持てるようにしましょう。後悔しないためにも材質選びは、慎重に行いましょう。

セラミックの前歯何本削る？

前歯をセラミックにする場合に何本変えるのか、ということも非常に迷うと思います。前歯の４本なのか？6本なのか？それとも下の歯も入れて８本なのか？12本なのか？横から見えることを考えると8本なのか？上下合わせて16本なのか？

もし金銭的に余裕がある場合は、見える範囲の歯をセラミックに置き換えていくことをお勧めします。

患者さまの中には、ホワイトニング後の色に合わせたセラミックを作製して欲しいと仰る方がいらっしゃいますが、定期的なホワイトニングが続かずに後戻りした色の歯とかぶせ物の色に差が生じて目立ってしまう方が多いように思います。このことを考えると初めから見える範囲をセラミックに置き換えた方が結果的に良いと思います。

またできるだけ歯を削りたくないと仰る患者さまもいらっしゃいますが、以前に比べて歯を削る量は、格段に少なくなってきています。理由は、セラミックの強度が高くなってきたことで金属を使用せずに済み、過去に金属色を隠すために削っていた分を削る必要がなくなったからです。後から本数を増やすのであれば、初めからきちんとバランスをとってセラミックの歯を作製した方がキレイに仕上がります。

前歯をセラミックにするか悩んでいらっしゃる方は、是非ともご相談ください。ご自身では見えない部分までレントゲン画像や直接見ながらご確認いただき、当院のドクター、スタッフが詳しく説明します。

保険と保険外の前歯の裏側

保険と保険外の前歯のかぶせ物は、裏側から見ると一目瞭然です。

そう！銀か白いかになります。保険の前歯のかぶせ物は、強度がないために、裏側は金属で裏打ちをして表側は、プラスティックで覆います。一方、保険外のかぶせ物は、表側も裏側もセラミックを用いたり、土台にジルコニアを使用した上にセラミックを盛り上げる手法で作製します。

前歯に金属を使用する1番のデメリットは、金属イオンの流失により歯ぐきが黒くなってしまうメタルタトゥーではないかと思います。これはテレビを見ていて芸能人の方でも、あー以前は保険のかぶせ物を入れていたんだとバレてしまうことが多いですね。

セラミックの保険適用

保険でもハイブリッドセラミックブロックを削り出したCAD/CAM冠が2022年4月より、保険導入されました。多くの歯科医師が驚いたことと思います。

今まで前歯や奥歯でハイブリッドと言えども、セラミックを政府が保険適用として認めるとは、10年前はどの歯科医師も考えていなかったと思います。しかし、保険適用には、様々な条件がありますのでご注意ください。

1. 第1大臼歯（6番目）の場合、1番奥の第2大臼歯（7番目）の歯が全て残っている。
2. かみ合わせが強くない。
3. 歯ぎしりがない。
4. CAD/CAM冠の厚みが十分に取れるスペースが上下にある。
5. 骨金属アレルギーの方は、上記条件を満たさなくても全ての歯で保険適用可能。（ただし、内科などを受診して金属アレルギーの診断書が必要。）

保険適用の白いかぶせ物があるということで、多くの患者さまがCAD/CAM冠を選択しますが、歯科医師の中にはCAD/CAM冠を使用する事に反対な方も多くいらっしゃいます。日本補綴歯科学会でも診療指針を定義しています。

奥歯セラミッククラウン（かぶせ物）の値段と相場

奥歯のセラミッククラウンは、虫歯が深く神経の治療を行い、土台を立てた後のかぶせ物として歯科医師より説明され、患者さまが選択することが多いのではないでしょうか。
奥歯の場合は、1番に注目すべきは、やはり強度になると思います。下あごのかぶせ物は、口を大きく開くと確かに目立ち、見た目も気になるとは思いますが、食べ物をよく噛むことからも強度が重要ですね。

ジルコニアボンドクラウン

見た目も強度もあり、奥歯のかぶせ物としても素晴らしいものがあります。ただし、歯ぎしり食いしばりが強い方には、不向きでセラミックが欠けたり・割れたりすることがあります。

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オールセラミッククラウン

見た目に関しては、全くもって問題ありませんが、強度に関して不安が残るかぶせ物です。下あごの見える部分のかぶせ物として使用して十分な形成量と接着が行えれば問題ないと思いますが、かむ力が強く、歯ぎしり・食いしばりのある患者さまには不向きです。

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ジルコニアステインクラウン

前歯でも記載しましたが、強度も見た目も非常に進化しており、奥歯のかぶせ物としては、申し分ないと思います。以前は硬すぎるという点が懸念されていましたが、咬合調整をした後に研磨をしっかりと行えば問題ないというレベルにきています。また、ジルコニア自体の硬さも以前よりも柔らかい材質が発売されていますので、注目を浴びています。

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ジルコニアクラウン

ジルコニアを削り出したクラウンです。非常に強度があることが特徴です。 奥歯の見えない位置のかぶせ物としては、コスパも良いですし、全く問題のない材料だと思います。

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メタルボンドクラウン

一昔前は、最強の材料だったと思います。ジルコニアが登場して徐々にその座を奪われました。しかし、未だにメルボンドクラウンのファンは歯科医師の中でも多く、使用される方もいます。今現在の問題点としては使用する金属価格が高騰している点です。

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ハイブリッドセラミッククラウン

内側に金属を用いて、その上にハイブリッドセラミックを盛り上げたクラウンです。内側に金属を用いているため強度はあるものの、ハイブリッドセラミックの削れが多くある点が1番の問題点かと思います。

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CAD/CAM冠

渋谷歯科では臨床的なデータも不十分なことから、CAD/CAM冠を用いた治療は、あまり積極的にオススメしていません。

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銀歯

いわゆる銀歯のかぶせ物ですが、以前に比べて銀歯の価格も大幅に上がっています。これは戦争や物価上昇により金属自体の価格が高騰していることによります。この銀歯の価格は、結構な頻度で改定しますので、ご注意ください。

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セラミック奥歯の耐久性

人間の筋肉の中で１番強い筋肉は、どこでしょうか？答えは、奥歯の咬む筋肉（咬筋）です。体の中で最も強い筋肉です！ では、どのくらいの力かというと歯１本に１００㎏の力が加わります。１００㎏というと65kg体重方の1.5倍、パンダのシャンシャンが98.5kg、500リットルの冷蔵庫は80～100kg等がイメージとして挙げられます。その力が歯1本に加わります。

通常の天然歯は、モース硬度^※1「7」です。鉄や真珠が「4」ガラス「5」オパール「6」水晶「7」ですので、結構な硬さになります。

この硬さに耐え得る材質は、１番手はジルコニアクラウンになります。保険のCAD/CAM冠は、残念ですがこの強さに耐えられるだけの硬さはなく、削れてしまう可能性が高いです。

※1モース硬度とは
硬さを比較する時に使用される基準値のひとつ。引っ掻いた時の硬度を10段階評価し、一番硬い＝10、一番軟らかい＝1で表す。

セラミック奥歯の価格相場

奥歯セラミックの相場は、約10万円です。 平均10万円かかるとして、この価格は皆さんにとって高額でしょうか？手頃でしょうか？
虫歯が大きくかぶせ物をしなければならないということは、もしそのままにしていたら、歯はほとんどないため噛めません。また更に放置した場合は、歯が動きますので、顎の関節や自分の顔の形にまで影響を及ぼします。

歯科医院によってセラミックの値段が変わる理由

セラミック治療費の価格相場はある程度決まっていますが、歯科医院によって異なります。これは、自由診療の治療費システムによるもので、いくつかの理由により価格が異なります。

それはセラミックの材料費や歯科医師の技術料、歯科技工士の手作業によるオーダーメイド技術料など、品質を保つための費用が主な理由です。また金属を使用するかぶせ物では金属の価格も関係します。他にもセラミックのかぶせ物を加工する機械の導入などで金額改定があることも多いようです。

セラミッククラウンの金額は、高い・安いがありますが、セラミッククラウンを高額設定している歯科医院では、それなりにこだわったセラミックを治療をしている歯科医師が多いです。
では、どのような歯科医院を選べば良いのか？というともちろん歯科医師の経験や腕もありますが、担当医との相性も重要だと思います。

安いセラミック

安いセラミックを売りにしている歯科医院もありますが、基本的には、セラミックにも相場とがあります。多くの歯科医師は、歯科技工料と歯科材料代を基にセラミックの値段を決定しますそのため、あまりにも安いセラミックを提示している場合、我々歯科医師は疑問に思うことがあります。

セラミックの保証はありますか？

多くの歯科医院がセラミックに関する保証を設けています。その期間は様々です。来院前にホームページなどで確認しておきましょう。

セラミック治療でかかるその他費用

えーーーセラミックの治療って、かぶせ物以外にも費用がかかるの？と思われる患者さまもいらっしゃるのではないかと思いますが、実際かかります。自費診療では、かぶせ物以外に以下の費用が掛かる可能性があります。（セラミックのつめ物（インレー）では、かかりません。）

1. 歯のシミュレーション（1歯2,650円税込）
2. 歯の神経治療（1根11,000円税込保険外）
3. 仮歯（歯科医師1歯3,300円税込）
4. 仮歯（技工士1歯5,500円税込）
5. 仮歯調整料（1回1,100円税込）
6. 歯茎の治療（1歯16,500円税込）
7. 土台（1歯16,500円税込）
8. 土台除去（1本16,500円税込）
9. 技工士立会（1回11,000円税込）

保険診療として適用されるか、自費診療になるかについては、歯科医院により金額や治療方法が異なりますので、セラミックの治療を行う前に主治医に確認をしましょう。

セラミック保険適用

保険適用条件

1. 第1大臼歯（6番目）のCAD/CAM冠ケースの場合、1番奥の第2大臼歯（7番目）の歯が上下左右4本全て残っている。
2. かみ合わせが強くない。咬合関係が密でなく、極端なかみ合わせではない。
3. 歯ぎしり・食いしばりが強くない。
4. CAD/CAM冠の厚みが十分に取れるスペースが上下の歯の間にある。
5. 金属アレルギーの方は、上記条件を満たさなくても全ての歯で適応可能だが、内科などを受診して金属アレルギーの診断書が必要となる。

セラミックの治療方法、説明や経験に納得のできる歯科医院を選んでみませんか？

歯科医師にも違いがあります。

• セラミックの知識量、技量や最新情報に差があります。
• セラミック治療の経験に差があります。
• セラミック治療の専門的なかみ合わせや審美性の判断力に差があります。

渋谷歯科では、日本補綴歯科学会専門医や日本顎咬合学会咬み合わせ専門医が、知識および技能と経験を基に患者さまに適した治療方法や説明を行っています。