入れ歯制作の重要な6工程 | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

入れ歯制作の
重要な6工程Dentures

入れ歯制作の6工程とは

入れ歯が完成に至るまで重要な6工程があります。最短6回であなたに合った入れ歯を製作します。

01. 初診検査

まずはお口の中がどういう状態か診査します。

残っている歯の検査や顎関節、表情の筋肉など多岐に渡る診査を行い、どういう入れ歯を作製するとよいのかを診ていきます。また型採りを行い、模型による診査もします。

初診検査内容

入れ歯を製作するにあたっては様々な情報が必要になります。これらの情報を総合的に判断して治療の立案が行われます。細かな情報でもその1つが入れ歯を作製するうえで有益なものとなるのです。

診査診断なくしてよい入れ歯は作れません。この時間が非常に重要になります。あなたの入れ歯への想いを教えてください。

02. 治療計画説明

初診時に得られた検査結果をもとに治療の計画をお話します。何種類かの治療パターンと患者様のご希望にあった方法を探していきます。費用に関しても遠慮なくご相談ください。

ここでは現在の問題点から、治療のゴールに至るまでにどのようなプロセスが必要であるか、治療の流れをお伝えする機会となります。また幾つかの治療の計画から、患者様のご希望に合わせたプランを選択することが出来ます。

治療を行うにあたり、一緒にまずはどういうゴールがあるのかを思い描きながら同じ道を一緒に歩んでいくことが必要です。患者様と私達歯科医師の二人三脚で治療のゴールへと繋がっていくのです。

03. 精密印象

患者様個人に応じた専用のトレーを用いて精密な型採りを行います。適合のよい入れ歯を製作する上で非常に重要な作業です。

口の中を診査するために作製した模型をもとに、患者様個人専用の型採りのトレーを作ります。そのトレーを使用して、再度型採りを行います。口の中には粘膜や筋肉、骨など多くの情報が詰まっています。目的となる情報を正確に型採りに記録することがとても重要になります。

口の中隅々の細部にまでこだわって型取りされたものから作られる新しい模型は、口の中をより精密な状態で再現してくれます。精密な型採りは精密な模型を作り、精密な入れ歯を作ることに繋がります。

04. 咬合採得

入れ歯の原型を用いて噛み合わせの高さの記録を取ります。顔の表情や口周りの筋肉、顎の位置などを見極めていきます。ここの詳細がオーダーメイドな入れ歯を作る鍵となります。

精密な模型上で噛み合わせの記録をとる入れ歯の原型を作製します。唇や顔の張り、表情、顎関節の位置、噛み合う面の水平性などを診査し、入れ歯がお口の中に入ったときの顔面の様子を確認していきます。

入れ歯に使用する人工の歯の色や形なども性別や顔貌などから選択し、患者様それぞれに合った入れ歯の個性を作り上げていきます。過度に高かったり、低かったりする入れ歯はその後の機能性に問題を生じさせてしまうため、ここでの噛み合わせの記録は非常に大事になります。

05. 排列試適

歯を並べた最終段階のチェックです。歯の見え方や顔との調和、発音の明瞭さなどを診ていきます。

前回記録した噛み合わせの記録を元に、実際に人工歯を並べたものを口の中に入れて、その見た目や歯並び、発音、他筋肉や粘膜などとの整合性が正しいかを確認していきます。

性別や年齢などにより歯の見え方にも違いが出てきます。歯茎の形などにも細かな配慮を施していきます。噛み合わせの記録にエラーが生じていた場合、ここで再度修正していくこともあります。

06. 完成

ようやく完成です。ここまで概ね6回の回数がかかります。もちろん口の中の状況などに応じて前後することもありますが、この回数で約1ヶ月から1ヶ月半の期間がかかってきます。

完成後はたとえ精密に作製された入れ歯でも、口の中に馴染むまで調整が必須になります。入れ歯と骨の間に挟まれた粘膜(歯茎)にはちょっとした刺激で傷が出来てしまうことがあります。

そのため完成翌日と1週間後には入れ歯の調整でお時間を頂戴し、快適に入れ歯を使用出来る状態を一緒に作っていきます。

入れ歯の上手な歯医者の見分け方
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