「毎日しっかり歯を磨いて、定期検診にも通っているから大丈夫」
そう思っている方は、とても多いです。
しかし実は、これは半分正解で半分間違いです。
どんなに丁寧に歯ブラシをしていても、定期的にクリーニングを受けていても、歯ぎしり・食いしばりの力をコントロールできていないと、歯は失われてしまいます。
なぜ歯を失ってしまうのか?
歯ぎしり・食いしばりによって、歯にヒビが入ったり(マイクロクラック)、歯の根が割れたり(歯根破折)するためです。
最終的には抜歯になるケースも少なくありません。
目次
「毎日しっかり歯を磨いて、定期検診にも通っているから大丈夫」
そう思っている方は、とても多いです。
しかし実は、これは半分正解で半分間違いです。
どんなに丁寧に歯ブラシをしていても、定期的にクリーニングを受けていても、歯ぎしり・食いしばりの力をコントロールできていないと、歯は失われてしまいます。
歯ぎしり・食いしばりによって、歯にヒビが入ったり(マイクロクラック)、歯の根が割れたり(歯根破折)するためです。
最終的には抜歯になるケースも少なくありません。

第2回 永久歯の抜歯原因調査
平成30(2018)年11月
公益財団法人 8020推進財団
これらはほとんどの場合、歯ぎしり・食いしばりが原因で起きる症状です。
これまでの歯科医療はプラークコントロール(汚れ)中心でした。
しかしこれからはフォースコントロール(力の管理)も必須です。
歯は“汚れ”だけでなく、
“力”でも失います。
食事・会話・飲み込み・呼吸などは、すべて目的がある正常な動きです。
一方で、歯ぎしりは特に必要がないのに歯をこすり合わせたり、強く噛んだりする動きです。
専門的に言うと、「歯軋り」とは、歯と歯が接触した状態で、咀嚼筋(噛む筋肉)が繰り返し働いてしまう状態を指します。
歯ぎしりは、起きている時と寝ている時の2種類に分けられます。
普段の生活でも、食事や会話で歯には力がかかっています。
そこに歯ぎしり・食いしばりの強い力が加わることで、歯や顎にかかる“力の総量”が増えていきます。
この「力の積み重ね」が大きな問題となります。
人の体には、耐えられる力の限界(許容レベル)があります。
これを超えると、「さまざまな問題」が起こります。
つまり、歯ぎしりは“歯に静かにダメージを蓄積する原因”なのです。