よくある質問-歯周病

歯石除去したら歯がしみたのはなんでですか?

歯茎が腫れていて歯石除去を行うと、歯茎が下がり根が露出し、神経と近くなるためしみやすくなります。歯周病の方は歯茎が下がりやすい状態にあります。

または、既に歯茎が、かみ合わせ、不適切なブラッシング、歯並びによって下がっていることもあります。歯石を取った後は、数日間しみるのが続くこともありますが、徐々に治っていきます。
それでも治らない場合は相談ください。

 

歯周ポケットってなんですか?

健康な人は、歯と歯茎がぴったりくっついているように見えますが、それでも1~2ミリの溝があります。それが深くなっていくと歯周ポケットと呼ばれます。
少し腫れた状態でも4ミリくらいの深さになっていて、悪化すると6ミリ以上になります。

 

歯周病治療は何回もかかるのはなぜ?

歯茎からみえている歯石は一回で取ることも可能です。しかしら歯周病が進行した歯茎の下の中に入り込んでいる歯石は目で直視することがでず、硬くなってこびりついている、歯肉縁下歯石であることが大半です。これを指先の感覚を頼りに手探りで、痛みが出ないように、そっと行うため、時間がかかってしまいます。
ですので、一回ではできないことはおわかり頂けるかと思います。

 

歯茎から出血するのはなぜですか?

健康な歯茎からは出血することはありません。成人の8割が歯周病と言われていて、歯茎から出血するのは歯周病が原因であることが大半です。

もう一つの理由としては、歯ブラシで歯茎を傷つけてしまって、出血するということです。歯ブラシの圧が強すぎてしまうと傷つけてしまう原因になるので、歯科医院で適切は歯ブラシの仕方や、原因を理解しましょう。

 

フロスや歯間ブラシは使ったほうがいいのでしょうか?

普段の歯ブラシだけでは全体の約60%くらいしか汚れを取ることができません。フロスや歯間ブラシを使用することで、90%近くまで汚れをとることができます。歯ブラシとフロスor歯間ブラシの使用はマストです。
フロスや歯間ブラシは歯科医院で使い方を教えてもらってから使用する様にしましょう。

 

歯ブラシはどれくらいのタイミングで交換すればいいの?

歯ブラシは基本的に1ヶ月に1回の頻度で交換です。いくら毎日洗っていても細菌が繁殖します。
また毛先が開いている状態で使っていると、清掃性が悪くなってしまいます。しっかりと歯ブラシを管理して歯周病、虫歯予防を行いましょう。

 

歯ブラシはどのようなものを使えばいいですか?

薬局で売られている歯ブラシはたくさん種類があってどれを選べばいいか悩まれる方も多いと思います。
自分にあった歯ブラシを選ぶことが大切です。なぜかというと、歯ブラシが自分の口にあっていないと、しっかり磨けず歯周病や虫歯の原因になるからです。
磨き残しがあることにより、プラーク(歯垢)が残り歯石になります。それにより歯周病や虫歯になります。
歯医者さんのクリーニングでその時は綺麗になりますが、日々のケアはご自身の歯ブラシが大事になってきます。
歯ブラシ選びのお手伝いをさせていただきますのでご相談ください。

 

歯茎の色が普段より赤い気がします

歯茎の一部が赤くなっていたら要注意です。放置すると歯周ポケットが深くなり、出血したウミがたまったりしてしまいますので、歯垢歯石を取り除いて健康状態に戻していきましょう。

 

歯肉炎と歯周病の違いはなんですか?

歯茎だけの炎症を歯肉炎、骨まで行き渡っている状態を歯周病といいます。歯肉炎は歯垢が溜まっていても症状がないのに対して、歯周病は歯周ポケットが深くなって痛みを伴ったり、歯を支える骨が溶けて最悪の場合は歯が抜けてしまいます。
歯周病は痛みなく進んでいくことが多いです。メンテナンスが大事になってきます。

 

最近食べ物が歯にはさまるのですが、なぜですか

歯と歯のすき間が広がった場合は、歯茎が下がってきて、歯が伸びているような状態で、歯周病によって歯茎が危険な状態になっている可能性があります。かみあわせが変わるなどして、歯が折れかかっているのかもしれません。または、弱ってきている歯をかばうために、ある歯だけに力が集中しているのかもしれないので、よろしければ一度ご相談ください。

 

喫煙は歯周病になぜよくないの?

歯周病の罹患率が2〜8倍であり、治癒を遅らせます。要因はニコチンの作用による血管収縮により酸素の運搬が少なくなるからです。また初期症状である歯肉炎は歯茎からの出血が認められるが、喫煙者は出血が認められることが少なく、気づかずに重度の歯周病になる可能性があります。

 

加熱式タバコ・電子タバコの口腔領域への影響はありますか?

非喫煙者と比較すると影響はあります。

加熱式タバコはタバコ葉を電気的に加熱させニコチン含有エアロゾル(蒸気)を吸引します。紙巻たばこと比べるとニコチン量は殆ど変わらない量を含みます。発がん性物質であるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドをはじめとした有害物質も紙巻たばこと比べるとかなり減少はしているが含まれています。

電子タバコは液体を電気的に加熱させたエアロゾルを吸引するものです。発がん性物質であるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドを含み、紙巻たばこと比べると高濃度の銀、鉄、アルミニウム、ケイ素と鈴、クロム、ニッケルのナノ微粒子が含まれる。これらの金属微粒子により呼吸器系疾患や神経系疾患の罹患リスクを高めてしまう可能性があります。

非喫煙者と比較して歯周病はニコチンを含むことにより2倍のリスクがあります。虫歯に対しては虫歯菌であるS.ミュータンス菌の歯面への付着力は4倍まで増加し、電子タバコに含む甘味成分によりS.ミュータンス菌のバイオフィルムの形成は2倍増加、エナメル質の硬度も27%まで減少すると報告がり、虫歯リスクが上がってしまいます。インプラント治療をしている方、今後される方にも影響があります。顎骨の吸収、軟組織(歯茎など)の炎症が進みやすくなり、予後が悪くなります。また口腔乾燥症、ニコチン性口内炎、口角炎など口腔粘膜病変が高頻度で認められます。電子タバコの非ニコチン含有のものでも舌や頬粘膜の痛みを引き起こすこともあります。

 

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