虫歯の症状と痛み – 渋谷歯科タナカ

虫歯の症状と痛みCaries

虫歯の症状と痛み

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アイスを食べてツーーーンと痛みが走ったことはありませんか?
これは、虫歯?それとも知覚過敏?
みなさん結構迷われる方が非常に多いです。

浅い虫歯の症状・痛み

虫歯の痛みと知覚過敏の痛みは、非常に似ています。どちらも歯の神経を刺激する痛みになるからです。

虫歯の場合は、歯の中より虫歯菌が象牙細管という管を通して歯の神経に刺激を加えます。歯の外より象牙細管を通して神歯の経に
刺激を与えます。

どちらの症状や痛みも同じですが、内側からによるものか、外側からによるものかだけの違いになります。

深い虫歯の症状・痛みについて

虫歯が深く、歯の神経に達する状態になると非常に痛みが増してきます。通常は、耐えることができない虫歯の痛みになります。

そのため、この状態になって初めて来院される方が多いです。この場合は、痛みが強く麻酔が効きませんので、まずは痛みを軽減させる治療がメインになります。

「歯医者さんが痛い」というイメージは、強い痛みが出てからいらっしゃる方が多いため、治療中に麻酔が効きづらく、痛みを感じやすいことからきているかもしれません。

虫歯で頭が痛くなるのはなぜ?

「虫歯を放置していたら、頭まで痛くなった」というお声をよく聞くことがあります。これは、虫歯が進行して、歯の神経に達した状態になると起こりがちです。

なぜなら、歯の神経は脳と繋がっていますので、虫歯なのに頭が痛いということが
起こりえる
からです。

他にも「上の虫歯が痛いのに、下の歯が痛い」といったお声もあり、これも歯の奥の方で、上と下の神経が繋がっているので、虫歯の進行状態によって起こることです。

虫歯の痛み別の原因と対処について

  1. ズキズキ痛い・冷たい物がしみる

    ズキズキ痛いという場合、神経へ虫歯が進行して達していることが考えられます。冷たいものがしみるという現象も、虫歯が神経近くまで進行しているので起こる現象になります。

    対処法としては、歯科医院で虫歯を除去して、神経の治療が必要な場合は行っていくこととなります。

  2. キーンと痛い・甘い物がしみる

    神経まで達していない比較的浅い虫歯の場合が多く、虫歯の進行具合はエナメル質を越えて象牙質に達する虫歯である可能性が高いです。

    甘いものがしみるとのことですので、虫歯になっているのは間違いないかもしれません。

  3. ドーンと痛い・歯茎が腫れている

    ドーンと重い痛み(鈍痛)を感じる場合、歯の神経が死んでしまい、歯の根の先に膿を持っている可能性があります。

    歯の神経が生きている場合は、鋭敏痛と言われる鋭い痛みがあります。

    しかし、重い痛みがある場合は、神経が死んでいることが考えられます。また、歯茎が腫れているという状態は、歯の根の先に膿が溜まって腫れていることが
    考えられます。

虫歯の原因菌と予防方法について 虫歯を放置すると起こるリスク

治療後の痛みについて

歯が痛くて歯医者に行き、その痛みが治まるかと思いきや、治療しても痛みが持続したことを経験されたことはありませんか?
痛みを取って欲しいから歯医者に行ったのに、痛みがまた出てしまうのはなぜなのでしょうか。

虫歯治療後の痛みが取れない原因は?

 

治療後に痛みがとれないといった場合があります。噛んで痛い、冷たいものがしみるといった症状が、虫歯の詰め物をセットした後から続く場合があり、「虫歯が中に残っているのではないか」と思われるかもしれません。

 

このような場合のほとんどが、虫歯が残っているのではなく、虫歯が深く神経の近くまで達しており、歯科医師はできるだけ神経をとらないように努力するのですが、不可抗力で帰って痛みが出てしまったというケースです。

以前は、少しでも痛みが出る前に歯の神経をどんどん取っていました。ところが、最近はできるだけ神経をとらないで残す治療が
メインになっています。

なぜなら歯の神経を除去すると歯の寿命が短くなるため、できるだけ歯の神経をとらない治療を心がけようという動きから、そのような治療をするようになったからです。

 

神経を取るかどうか
慎重に判断しましょう

しかし、患者さんには痛みが出てしまうこともあり、我々歯科医師の間でも難しい治療選択となります。

写真のように虫歯が神経の近くまで達していた場合、皆さんなら、「痛むならすぐに神経を取って欲しい」それとも、「痛んでもできるだけ神経をとらないで残して欲しい」と思われますか?

この選択は、歯科医師の私でも難しいですので、患者さんならなおさらだと思います。担当の歯医者さんとしっかりとコミュニケーションをとって治療を選択しましょう。

 

また、基本的には2〜3ヶ月で第二象牙質の壁ができてくることしみなくなってきます。私は、それまで生活をしていて痛んだりしみたりして、問題が生じる場合は、神経をとりましょうとお伝えしています。

歯を削る歯医者、削らない歯医者の違い

虫歯治療後には歯が痛むことがある

虫歯治療をした後に歯が凍みたり痛む事があります。「なぜ虫歯を取ったのに痛むの?」と思うかもしれませんが、虫歯の大きさや虫歯の感染状態によっては治療後に痛みが残ってしまう事もあるのです。

虫歯治療後に歯がしみるのは徐々に落ち着いてくる

虫歯を削ってつめ物を入れるまでの間、もしくはつめ物を入れてから冷たい物や空気などで歯がしみることがあります。この原因は虫歯が大きかったりする場合などに生じます。

虫歯が大きいと、残った健康な歯が薄く、歯の内部に存在する歯の神経に刺激が伝わりやすくなるためです。基本的には1~2週間ほど経てば落ち着いてくる反応ですが、個人差はあります。

また銀歯を入れた場合では、金属のために温度度の変化を感じやすくよりしみやすいことがあります。

症状が変わらず痛みが持続してしまう場合は歯の神経の治療に移ることがあります。

虫歯治療後に噛んで痛むのは、かみ合わせが原因のときがある


大切なつめ物のかみ合わせ

  1. 虫歯を削ってつめ物が入るまでの間は仮のフタをしておきます。
  2. またつめ物が入った後はかみ合わせの調整をします。
  3. これらの段階で、仮フタやつめ物がかみ合わせが高い状態であると、噛んだ全部の力が治療した歯にかかってしまうことになります。
  4. 通常であれば全体でかみ合わせを感じる所を、一ヶ所で負担がかかってしまった場合にはそれが外傷となって痛みが生じてしまうことがあります。

虫歯治療後に痛みが続くときは、歯の神経に感染が生じていることがある


治療後も痛みが続く場合は?

  1. 虫歯が深くても歯の神経に達していないような場合はなるべく歯の神経を残す治療をします。
  2. これを覆髄といい、削った歯の表面に歯の神経を保護する材料を置いておきます。
  3. この処置をした後はしばし歯の状態を経過をみていきます。
  4. 特に症状がなく落ち着いている場合はそのままつめ物やかぶせ物を作っていきますが、痛みが治まらなかったり更に増してしまっているときなどは歯の神経の感染が強い状態と判断されますので、歯の神経の治療へと移行していくことがあります。

虫歯治療後の痛みやしみる症状への対処方法

虫歯治療後の痛みやしみる場合の原因がいくつかあります。

治療したのに痛む、
しみる原因は?

  1. 麻酔をした部位の歯肉の痛み こちら麻酔の針による刺激により痛みが出たケースですので、日に日に良くなっていきます。
  2. 虫歯が深く神経による歯の痛み 虫歯が深い場合、神経の近くまで削ることになりますので、その刺激がどうしても出ます。通常、1〜3ヶ月で痛みが収まってきますが、痛みが強い場合は、神経治療に移っていきますので、歯科医院にご連絡ください。
  3. 虫歯を削った刺激による痛み 虫歯を削ると歯の第二層象牙質の象牙細管と言われる部分を削ることになります。この細管と言われる管は、神経に向かって走っているので、刺激が伝わってしまいます。通常、1〜3ヶ月で痛みが収まってきますが、痛みが強い場合は、神経治療に移っていきますので、歯科医院にご連絡ください。
  4. 虫歯治療後の仮フタが高いための痛み 仮フタをやり直して、噛まないような高さにすれば痛みがなくなりますので、歯科医院にご連絡ください。
  5. 虫歯治療後の仮フタの隙間によるしみ これも仮フタをやり直せば、しみがなくなりますので、歯科医院にご連絡ください。

以上が「虫歯治療後の痛みやしみる症状」の原因と対処方法になります。ご参考にしてください。

虫歯の原因菌と予防方法について 虫歯を放置すると起こるリスク 虫歯の治療について

虫歯治療後に再受診すべき痛みの目安は?

再受診すべき痛みの目安

再受診の目安は、虫歯治療後痛みの原因によります。

  1. 虫歯治療後の仮フタが合わないことによる痛み 虫歯治療後の仮フタは、すぐにでも歯科医院に連絡してやり直してもらいましょう。
  2. 治療後に痛みがどんどん増してくる場合 虫歯を削った痛みならば、とりあえず1週間は様子を見て、痛みのピークよりも痛みが少なくなってくるなら様子を見ましょう。しかし、痛みがどんどん増してくるようならば、早めに歯科医院を再受診しましょう。痛みがある場合は、
    我慢する必要はありません。
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