2025年06月30日 2025年06月30日
Q
保険が効かない入れ歯の費用は?
A
入れ歯の費用は、総入れ歯と部分入れ歯で変わってきます。
まずは、総入れ歯に関してお話ししたいと思います。
総入れ歯の保険の効かない入れ歯の費用ですが、30万円〜100万円と結構幅があります。
これは、やはり歯科医師の技術料が1番金額に反映されていると思います。
やはり腕に自信がある先生は、50万円を超えてくる歯科医師が多いと感じます。
部分入れ歯は、失った歯の本数にもよりますが、10万円〜150万円と残った歯にかけるバネや装置により費用がバラバラになります。また使用する金属によっても費用は変わってきます。
部分入れ歯は、歯科医師の技術料ももちろんですが、どちらかというとバネや装置のデザインで費用が上下します。
部分入れ歯は、保険では選択できないバネや装置を選択できますので、その分の費用がプラスαで加わります。部分入れ歯の場合、そのほとんどが装置による金額になってきます。例えば、金属のバネを使用しない入れ歯も最近ではありますし、以前は、金属の見えにくい入れ歯のバネもありました。
歯科医師が試行錯誤して、どんな入れ歯の設計にするか?を考えるので、保険の効かない入れ歯の費用は、やはりそこそこな金額になってきます。
保険が効かない入れ歯を作製するときに、参考になるかわからないですが、やはり日本補綴歯科学会の専門医は、入れ歯を作製に長けた方が多いので、参考にされるとよろしいと思います。“補綴とは、歯や顎が失われた際に冠やクラウンや入れ歯(義歯)やインプラントで補うことを言います。”
下記の日本補綴歯科学会のデータベースで検索することができます。
専門医・認定医データベース

田中 健久
Takehisa Tanaka
入れ歯なんでも相談室をご覧頂きありがとうございます。渋谷にて開業して20年以上経ち、多くの患者さまにご来院頂いたことを感謝申し上げます。
私は、日本補綴(かぶせ物・入れ歯)歯科学会と日本口腔インプラント学会の両方の専門医を取得しています。そのため入れ歯とインプラント両方の専門医として皆さんの相談に答える事ができます。両方の学会の専門医を取得している歯科医師は、非常に稀です。
よくインプラントは良くない!入れ歯は噛めない!などとおっしゃりますが、私の意見としては、それぞれ利点・欠点があり、患者さまによって全然違います。なのでそれぞれ自分に合った治療方法は、何かを理解した上で治療方針を決定すべきだと考えております。
両サイドから相談にのる事ができますので、どうぞお気軽に相談してください。
【所属学会・資格】
- 日本補綴歯科学会 専門医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 日本顎咬合学会 咬み合せ認定医
- 日本歯周病学会
- 日本臨床歯周病学会
- *スタディグループ
- 5DJapan-DentureCourseSaporter
【経歴】
- 1999年:岩手医科大学卒業
- 2004年:東京医科歯科大学大学院卒業
- ニューヨーク大学インプラント審美卒後研修修了
- ペンシルバニア大学卒後研修修了
- テンプル大学大学最新歯科治療コース修了
- ブカレスト大学医学部インプラント科卒業
- ハーバード大学インプラントプログラム修了
- いいやま歯科医院:勤務
- 青山通り歯科タナカ:院長
- 渋谷歯科タナカ:院長
- 医療法人社団まる歯:理事長