歯周病の原因

歯周病の主な原因は、口腔内の不衛生、特に食べ滓の残存です。

虫歯菌は糖質を餌にし、歯周病菌はアミノ酸や糖質を餌にして繁殖します。
糖質とは砂糖だけのことではありません。食物繊維ではない炭水化物全般をも指しますから、ご飯、めん類、いも類、お菓子など多岐にわたります。
それらの餌がなければ、細菌は繁殖する術を失います。悪さをする細菌が口腔内で繁殖しなければ、口腔内の多くの病気とは無縁になります。

毎日丁寧に歯磨きをして、歯の隙間に食べ滓が付着しなければ、問題ありません。
しかし、お手入れを怠ると、食べ滓が口腔内に残り、それがプラーク(歯垢)になります。プラークは粘着性があり、歯に付着しやすく、歯ブラシや歯間ブラシが届かない隙間に入り、さらにプラークが石灰化した歯石になると、自力ではなかなか除去できなくなります。

プラークや歯石では、細菌が繁殖しやすいです。そこで虫歯菌が繁殖すれば歯の表面から

perio cause1     perio cause2

浸食がはじまり、歯周ポケットで歯周病菌が繁殖すれば歯周組織が蝕まれていきます。

プラーク以外の原因としては、糖尿病、血液疾患、高血圧などの全身性疾患が挙げられます。

精神的、肉体的なストレスも関係しています。ストレスは身体の免疫力を低下させる傾向があるため、それが口腔内における細菌感染の免疫力に影響すると言われています。
例えば、歯の噛み合わせが悪いと、それがストレスになり、慢性的な肩凝り、頭痛、めまいに悩まされ、それが歯周病の悪化に繋がるというデータもあります。

ホルモンのバランスも関係しています。例えば、妊娠中の方は、ホルモンのバランスが崩れやすいので、それが歯周病を進行させてしまうと言われています。

その他にもいろいろあるでしょうが、口腔内だけでなく、全身の健康管理が予防および治療の基本になります。

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