歯周病の痛み

歯周病の痛み

Young Woman Holding the Side of Her Face in Pain

歯周病の初期段階では痛みは殆ど伴いません。

最初は出血や腫れなどが断続的に現れます。
口臭が発生し、口の中がネバネバして、不快感を覚えるようになります。
そのうち、冷たい物や熱い物、柑橘類の酸味が沁みるようになります。

歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの溝が深くなり、歯の根の部分が露出して、直接冷たい物等が触れることで、知覚過敏になるからです。

その後、腫れがひどくなります。歯肉の中に膿が溜まることで腫れが出て、やがて膿が外に沁み出すこともあります。

歯周組織への細菌感染が深刻化して膿が出るので、この段階に至れば、ほぼ確実に痛みを伴います。

硬い食べ物を噛むと、疼痛が走ります。歯を支えている歯槽骨が細菌に浸食されると、歯がぐらつきはじめ、どんどん噛む力が弱くなり、噛むたびにつらくなります。

虫歯の場合は、表面のエナメル質が細菌に侵されて象牙質の中頃から知覚過敏になり、同時に痛みも出始めます。また、虫歯の浸食による黒い穴を肉眼視できるので、自分でも気付きやすいです。

しかし、歯周病の場合、歯肉の表面以外は、歯根膜、セメント質、歯槽骨と、歯の内部の見えない箇所が知らないうちに侵されていて、自覚できたときにはかなり深刻な症状にまで進行していることが多いです。

そのため、発見が遅れ、歯科医院を訪れるタイミングも遅くなります。
発見が遅れることで、あとは抜歯しかないという選択になる場合も少なくありません。

ですから、痛みを感じたら歯科医院を訪れるというのではなく、歯の定期的なメンテナンス検査やプラークコントロールをお勧めします。

口腔内の病気で、早期に自覚しやすい症状もありますが、自覚しづらい症状も多くあります。

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