歯周病と糖尿病の関わり

歯周病と糖尿病の関わり

Sick Young Woman Lying in Bed

歯周病と糖尿病は互いに切れない関係になっています。

というのは、一方が発症すると、もう一方が誘発されて同様に発症します。

また、一方が重症化していくと、もう一方も同様に重症化していく傾向があります。

逆に言えば、一方が治療によって快方に向かえば、もう一方も快方に向かう可能性が高まることになります。

それほど、二つの病気は、深く繋がっています。

どういう理由で、切れない関係になるのかは、様々な要因があるでしょうが、主な要因としては、細菌に対する免疫力の低下です。

歯周病も糖尿病もともに細菌に対する免疫力が低下します。

それが口腔内で起こるのか、全身疾患として起こるのかの違いがあるだけで、同じ一人の身体内で起こっていることだから、繋がってしまうのです。

もう少し細かな流れを一つ例に挙げます。

歯周病菌の毒素は歯肉から血管に入り込み、全身に渡り、血糖値を下げる働きを持つインスリン生産を阻止します。それによって血糖値は上昇し、糖尿病が悪化します。

 

糖尿病は誰もが知る代表的な生活習慣病ですが、歯周病もまた生活習慣病の一つとして認識されています。

生活習慣病は、日常の食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒等の生活習慣が大きく関与する病気の総称です。

だから、生活習慣を改善しないと、予防も治療もはかどりません。

 

口腔内の日々のお手入れだけでなく、栄養バランスのとれた健康的な食生活、適度な運動、規則正しい睡眠、禁煙、控え目な飲酒など、日頃注意すべき事柄はたくさんあります。

たくさんありすぎて、すべてを改善するのが難しくても、できるところからでも改善していかなければ、成果は出ません。

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