入れ歯(義歯)

 入れ歯のメリット、デメリットは、個々のタイプで異なってきます。コスト面での比較で言えば断然、保険内の入れ歯が安いです。

保険外の入れ歯は種類が豊富です。

費用がかかる分、審美性が優れていて、装着の違和感も軽減され、様々なメリットがあります。

◆入れ歯について

入れ歯には様々な種類があるので、メリット、デメリットは、個々のタイプで異なってきます。

まずはコスト面での比較で言えば断然、保険内の入れ歯が安いです。

ただ、部分入れ歯も総入れ歯も、保険内の場合は、使用素材や技術に制約があります。

入れ歯の床はレジンやスルフォン等のプラスチック樹脂のみです。

プラスチック樹脂は固くて、分厚いため、装着の違和感があります。

樹脂は熱の伝わりが遅いので、咀嚼している時に遅れて体感し、特に熱い食べ物の場合は、気をつけないと火傷する場合があります。

噛む力は弱く、天然歯の約20~30%にまで落ちます。

保険内の入れ歯は、自分で取り外しができます。

入れ歯は毎日洗浄し、取り外している間に歯磨きも簡単にできますから、お手入れを怠らないかぎり、衛生的です。

歯を失った後の処置として、入れ歯以外にはブリッジやインプラントがありますが、それらは脱着できません。

ブリッジもインプラントも歯の隙間が大きめで、食べカスが詰まりやすいため、毎日のお手入れが大変な場合もあります。

保険外の部分入れ歯は種類が豊富です。費用がかかる分、審美性が優れていて、装着の違和感も軽減され、様々なメリットがあります。

保険内の部分入れ歯には金属クラスプがついていますが、それを保険外のホワイトクラスプに変換するだけで、見た目の印象がずいぶん改善されます。

部分入れ歯のテレスコープ入れ歯、アタッチメント義歯、スマイルデンチャーは、どれもクラスプのないタイプで、審美的な改良に成功しています。

外見は殆ど入れ歯だとは分からないので、入れ歯の装着を知られたくない人にはお薦めです。

保険外の総入れ歯に、金属床義歯があります。

床を金属にすると薄く作れるため、装着の違和感が少なくなり、話しやすいです。金属の熱の伝わりは優れているので、自然な体感温度になります。

また、金属は汚れや臭いが付きにくいので、お手入れがしやすいです。

シリコン義歯は、噛む力があります。何でも食べられ、違和感が少ないです。入れ歯の安定感も優れています。弾力性のある餅やガムも大丈夫です。

アタッチメント義歯はさらに安定感があります。また、強く噛むことができます。

インプラント義歯は入れ歯の中で最も高額です。チタン製のインプラントは劣化しません。費用がかかる分、優れた安定感、優れた噛む力、優れた耐久性を備えています。

保険外の総入れ歯は、コスト高に見合うだけのメリットが多いですが、デメリットもあります。

例えば、シリコン義歯は、汚れが付着しやすいのが難点です。

アタッチメント義歯は、上顎に使用できないのが難点です。

インプラント義歯は、インプラント埋め込みの外科手術が必要で、治療期間が長いのが難点です。

 

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