インプラントの
トラブルImplant
トラブルの現状ついて
「夢の技術」としてインプラント治療が広く知られるようになり、急速に普及する反面、トラブルも増えているのが現状です。
テレビや雑誌等のメディアでも、インプラントのトラブルに関する情報を発信するようになり、マイナス面の認識も広まっています。しかし、多くのインプラント治療は成功しています。これは経験豊富な、技術レヴェルの高い医師達の成果です。
一方、高額医療費の営利的な魅力で、経験も能力もない歯科医院が安易にインプラント治療に参入し、事故、トラブル、失敗を招いています。患者さまの不衛生等で、インプラント治療が失敗に終わる場合もありますが、多くは医師側に問題があります。
トラブルを避けるために
堅実な歯科医院選びが肝要
トラブルを避けるためには、優れた歯科医院の選択が必要なのですが、ここでは主なトラブルについて列挙してみます。
その他にも様々なトラブルがあるでしょうが、トラブルを回避するには堅実な歯科医院選びが肝要になります。
- 結合失敗で抜け落ちてしまう 手術後、インプラントが骨と結合するはずの時期に、結合失敗で抜け落ちてしまうトラブルがあります。これは様々な要因が考えられますが、多くは骨量に関しての予見の甘さ、事前に処置しなければならない歯周病治療の不完全さ等が考えられます。
- ひどい痛みや麻痺 インプラントが骨を突き抜けて、骨の下の神経に触れて圧迫すると、ひどい痛みや麻痺が起こるトラブルがあります。骨を突き抜けること自体、手術の医療ミスです。
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ネジの部分が歯ぐきから
突出してしまう インプラントのネジの部分が歯ぐきから突出してしまうトラブルがあります。これは、骨量不足が要因であることが多いです。骨量不足は予見できることなので、医師の判断ミスになります。 - かみ合わせに違和感 インプラントの人工歯のかみ合わせに違和感があり、半年経っても違和感は消えず、歯ぐきが腫れたりもするトラブルがあります。外見上はインプラントが定着しているように見えても、インプラントの埋め込みの角度が微妙に歪んでいると違和感に繋がります。手術上の失敗と言えます。