渋谷歯科インプラント治療の流れ | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

インプラント
治療の流れImplant

インプラント治療は、どのような治療が行われ、その期間はどのくらいかかるのか、治療を検討される方や治療中の方に向けて、治療の流れを説明します。

初めに動画を見てから説明を読み、最後に再度動画を観ると理解度がより深まると思います。

治療法は、2つある

基本的なインプラント治療には、1回法と2回法と呼ばれる2つの方法があります。
使用するインプラントや骨造成、部位によりその方法を選択します。

インプラント 1回法

手術回数が1回なので1回法と呼びます。
患者さまは非常に楽だとおっしゃいます。比較的簡単なインプラント症例で選択される方法です。

インプラント2回法

手術回数が2回なので2回法と呼びます。
基本的には、骨の造成が必要なケースや前歯部のケースで選択することが多い方法です。1回目の手術でしっかりと歯ぐきを閉じるため、感染リスクが少ない方法です。

カウンセリング

わかりやすい動画によるインプラント説明

インプラントのカウンセリングでは、患者さまの現在の困りごとや悩みをしっかりとお聞かせください。

多くの患者さまが不安・疑問に思うインプラント費用に関しても遠慮なくご質問ください。患者さまの口腔内の状態によってインプラント費用は変わりますが、概算費用はお答えすることができると思います。

インプラントの治療期間については、骨の有無、治療部位(上あごまたは下あご)などにより変わりますが、おおよその期間をお答えすることができると思います。

カウンセリングでは、患者さまが不安に思うことは、どのような些細なことでも確認するようにしましょう。

資料採得

わかりやすい動画によるインプラント説明
  • レントゲン(CT、パノラマ、デンタル)
  • 模型用型採り
  • 写真(口腔内写真、顔貌写真)
  • 歯式(歯の状態確認)
  • 歯周病検査

インプラントの治療計画をしっかりと練るためには、これらの資料採得が重要です。

説明と契約

わかりやすい動画によるインプラント説明
  • インプラント治療の流れ
  • インプラント治療費用
  • インプラント治療期間
  • インプラント保証内容
  • インプラント治療に必要な処置(前処置)
  • その他(食事、腫れ、痛み、後遺症etc)
  • インプラントのメンテナンス
  • ナイトガードの装着

以上の内容を説明し、ご納得いただいたうえで契約の後、インプラント治療のスタートです。

インプラント前処置

インプラント手術を受ける前の処置を次に挙げます。実は、このインプラント前処置をきちんと行っておくことで、インプラントの成功率が格段に上がります。

  1. 歯のクリーニング
  2. 歯ブラシ指導
  3. 抜歯
  4. 虫歯治療
  5. 歯周治療
  6. 仮歯治療

インプラントは、埋入してから被せ物を装着するまでに早くても3ヶ月はかかります。そのため、その間に虫歯や歯周病など治療が必要な箇所がある場合は、治療します。
また、見た目などを損なわないように、仮歯や入れ歯などを装着することがあります。

インプラント治療の術前検査

インプラント1次手術

1回目の手術です。まずはしっかりと麻酔をかけます。
手術中に痛みを感じることは、患者さまにとって1番のストレスだと思いますので、インプラント手術では、しっかりと局所麻酔をかけます。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

歯ぐきの切開

インプラントを埋入する部位の歯ぐきを切開します。切開の大きさは、手術部位や手術方法により大きく変わります。
痛みや腫れを少なくするために出来るだけ切開する範囲を少なくします。

歯ぐきを剥離

切開した部分の歯ぐきを骨から剥離して、骨を露出させます。
出来るだけきれいに剥離し、骨を露出させることがポイントです。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

骨に穴を空ける

使用するインプラント体のサイズに合わせた専用ドリルを用いて、露出させた骨に穴を開けます。
インプラントで用いるドリルは、骨が火傷しないように、切れ味の良いものを使用します。なお、使用するドリルは、インプラントの長さや幅によって、用いる種類や本数が異なります。

空けた穴の確認

ドリルで穴を開けたら、穴の長さや幅を確認します。
インプラントがちょうど入るサイズの穴が空いていることがポイントになります。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

インプラント体の埋入

インプラント体を埋入します。骨が火傷しないように注水下で優しく埋入します。
ここでインプラント体が骨にきちんと止まっていることがインプラント治療成功の鍵となります。

インプラント体に蓋をする

インプラント体をしっかりと埋入したら、上の部分を蓋します。インプラント体の中は被せ物を固定するためのネジ穴が開いているため、蓋をしないままにしておくと歯ぐきや骨が入り込んできてしまうからです。
以前、患者さまが、ネジが取れたことに気付かずにそのまま生活され、骨がインプラント体の中に入り込んでしまったことがあります。インプラント体と骨はしっかりと結合していて、中の骨を取り除くのに非常に苦労したことがありました。
もし、蓋が取れたと気が付いた場合には、必ず歯科医院に連絡しましょう。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

歯ぐきの縫合

インプラント体を感染から守るために切開した歯ぐきを縫合します。
縫合方法や何針縫うかは、切開した大きさなどにより異なります。

インプラント体と骨の結合チェック

上あごは3ヶ月後、下あごは2ヶ月後にインプラントと骨が結合していることを確認するためにレントゲンを撮影します。もともと骨が柔らかい患者さまは、もう少し長く期間をおいて様子を見てからチェックします。
具体的な時期は、患者さまによって異なりますので、主治医に確認しましょう。

インプラント治療中の痛み

インプラント2次手術

わかりやすい動画によるインプラント説明

レントゲン写真でインプラントと骨の結合が得られたことを確認したら、2次手術を行います。
1次手術と同様にしっかりと麻酔してから歯ぐきを切開します。
インプラント2次手術は、腫れたり痛んだりすることは少ないので、ご安心ください。

インプラント体の蓋除去

1次手術で感染からインプラント体を守るために閉じた歯ぐきを切開し、インプラント体の蓋を外します。
その際、インプラント体と骨が結合していることを目視でも確認します。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

被せ物型どり

蓋が付いていた部分に専用の器具とシリコン印象材と呼ばれる材料(画像:紫色)を用いて型をとります。
初めに資料採得で使用したアルジネートと呼ばれる材料は変形等の恐れがあるため、変形が少なく、より精密な型をとることができるシリコン印象材を用いて型をとります。

土台装着

インプラント体にアバットメントと呼ばれる土台を装着します。
このアバットメントは、インプラント体と被せ物を連結させるために重要な役割を担います。

インプラント治療中の痛み
わかりやすい動画によるインプラント説明

被せ物装着

前回装着した土台に完成した被せ物を装着し、かみ合わせを調整します。
その時期は、上あごは手術4ヶ月後、下あごは手術3ヶ月後です。

インプラントメンテナンス

インプラント自体は虫歯にはなりませんが、歯周病リスクはあります。長い月日と高額な費用で治療したインプラントを長持ちさせるためには、定期的にクリーニングを受け、細菌の塊であるバイオフィルムをPMTCで除去し、歯石があれば早めに除去することが重要です。
また、夜間の歯ぎしり・食いしばりは、インプラントにとって天敵です。そのため、インプラントのメンテナンスとして、渋谷歯科ではナイトガードのチェックと調整も併せて行います。

 
インプラント治療中の痛み

インプラントを行った歯だけではなく他の歯を失わないためのメンテナンスとしても定期検診でしっかりとクリーニングを受けましょう。患者さまのお口の中の状態により、基本的には3ヶ月に1回、最低でも6ヶ月に1回は受けることが大切です。

インプラント治療後メンテナンス

インプラント治療の流れまとめ

一連の治療の流れがわかったところで、最後に再度動画を観るとより理解度が深まると思います。
よろしければ、是非ともご覧ください。

よくある質問-インプラント
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