エアフローの特徴
- 量の多い着色が一気に取れる
- 歯と歯の間の細かい着色が残りにくい
- プラークやバイオフィルムを効率的に除去
- パウダーの種類も豊富に
広範囲に微粒子のパウダーと水を噴射することにより、バイオフィルムや着色を除去できるのがエアフローを使用したクリーニングです。
今回は実際にエアフローを使用している動画も下記でご紹介しています。エアフローを体験したことがない方は、ぜひ参考にしてみてください。
保険適用である通常のクリーニングでは落とせないレベルの着色汚れ、タバコのヤニ、コーヒーによるステイン汚れをきれいにすることが可能です。約30~90分の施術で、歯本来の白さを取り戻すことができます。
微細な粒子のパウダーを吹きかけることで着色を除去するエアフローは、通常のクリーニングで使用するブラシや機械の先端では届かない隙間も、綺麗にすることができます。
バイオフィルム内の病原性細菌が関与する感染症をバイオフィルム感染症といいます。
虫歯や歯周病もバイオフィルム感染症の一つであり、それらを予防する薬剤の効果を発揮させるためには、一度このバイオフィルムを機械的に破壊する必要があります。エアフローは、虫歯や歯周病予防にも役立つといわれています。
レモン味や無味無臭のものなど様々で、最新のものであれば、エナメル質、象牙質、修復・補綴物、歯列矯正装置またはインプラント表面などを1本で補えるものもあります。
歯科医院によって使用するパウダーは異なりますので、事前に確認してみると良いかもしれませ
んね。
タバコを吸う方や、ワインやコーヒー、濃いめの緑茶などが好きな方は、飲まない方に比べて色がつきやすくなります。
ワイヤーや装置があることで、歯ブラシの毛先が届きにくくなり、その分着色もつきやすくなります。
矯正中は虫歯にもなりやすいため、定期的にエアフローでバイオフィルムを除去することをおすすめします。
エアフローだけで歯自体を白くすることはできないのですが、微粒子のパウダーを使用することで歯の表面がツルツルになり、ホワイトニング後の歯に着色や歯垢などのプラークの再付着が起こりにくくなるといわれています。
通常のクリーニングでは、届かない部分にも微粒子のパウダーが届くため、口臭の原因になっている汚れや歯周病の予防ができるといわれてい
ます。
パウダーを吹き付ける圧により、知覚過敏のような刺激を感じることがあります。振動や超音波で汚れを除去する機械よりは、しみにくいです。
エアフローでは歯石は除去できません。別の機械で歯石を除去した後に、行う必要があります。
また、パウダーを吹き付けるので、歯ぐきが腫れていると強い痛みを感じやすくなります。
顔にパウダーが飛ぶのを防ぐために、タオルを使用することがあります。苦手な方には無理にかけることはしませんが、使用する機械によっては、結構な量のパウダーが飛ぶので、あまりオススメできません。
また、黒い服(特にニット系)はパウダーが着くと落ちにくく目立つので、注意が必要です。
使用するパウダーにより、ナトリウムの摂取制限を必要とする患者さまは受けることができません。
また、妊娠中の方や放射線治療中の方も、歯科医院によっては安全を考慮し、お断りする所もございます。
使用するパウダーにより、香料成分が使用されているものがあります。
ビスフォスフォネート剤を服用していることを伝え、エアフローを受けてよいか歯科医師に確認しましょう。
呼吸器疾患のある方は、エアフロー使用時に微粒子のパウダーと水を誤って吸い込み、呼吸困難や症状が悪化するおそれがあります。
歯科医院により使用する材料が異なります。当てはまる方は、一度スタッフにご相談ください。
最初は、超音波やブラシで磨く通常のクリーニングとの違いに驚かれると思います。
健康保険の適応外の処置となりますが、歯や歯ぐきの健康を維持したい方におすすめのエアフロー。
是非、一度エアフローのクリーニングを歯科医院で受けてみてはいかがでしょうか。