MTM症例 | 渋谷歯科 | 平日夜7時・土日も診療の渋谷の歯医者

MTM症例

MTMの症例一覧

症例1.
歯を抜かないで残すMTM

歯が折れている部分

断髄治療・MTM症例3

歯を引っ張り出した状態

断髄治療・MTM症例3

かぶせ物を装着した状態

断髄治療・MTM症例3

残っている歯が少ない場合、本来であれば抜歯が適応となるケースがあります。
歯を残すには十分な歯の根(歯質)が必要ですが、それが足りない場合、**小矯正(MTM:Minor Tooth Movement)**という方法を用いて歯を残せる場合があります。

年齢・性別 20代・女性
主訴 他院でかぶせ物を装着したが、すぐに外れてしまった。前医への不信感もあり相談に来院。
診査・診断 残っている歯の根が歯肉の下に埋もれており、教科書的には抜歯が適応となる状態です。現状のままでは土台となる歯質が不足しており、予後も良くないと考えられます。
治療内容 通常、このような場合は抜歯になることが多いですが、小矯正によって歯を少し引っ張り出すことで、かぶせ物を支えられるようにしました。確かに歯の根を引き出すことで「歯の根と歯の長さのバランス」が悪くなる可能性はありますが、すぐに抜かずに歯を残す選択肢を持てる点がメリットです。
写真の説明 赤丸:骨のラインより下で歯が折れている部分(通常なら抜歯適応)
青丸:小矯正装置を装着して歯を引っ張り出した状態
黄色丸:引き出した歯にかぶせ物を装着した状態
治療費 MTM(小矯正):110,000円(税込)
リスク・注意点 歯が思うように動かず、残せない場合があります。歯の根と歯冠のバランスが悪くなり、長期的にみて予後が短くなることがあります。
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