親知らず(智歯)抜歯後の穴

親知らず 抜歯後の穴

Wisdom teeth after extraction holl

親知らずの抜歯の後にできた穴を縫合するか縫合しないかは、医師の判断で変わります。

縫合した方が、血餅を維持しやすいということに加えて、食渣が入りにくいので、治癒が早まると判断した場合に行います。

縫合後は7~10日くらいで、抜糸します。

上顎の親知らずを抜歯した時には縫合しないことが多いようですが、医師によっては縫合することに反対の考えを持つ医師もいます。

縫合に使う縫い糸に虫歯菌が付着しやすい為、縫合することで虫歯のリスクが高まるのでできる限り縫合せず、どうしても必要な場合には最小限の縫合をするというか考え方です。

以前は縫合をしない場合、抜歯後の穴にや薬剤を入れる方法もありがしたが、この薬には創傷治癒を遅らせたり、痛みを起こしたりする弊害があった為、現在では使われなくなっています。

親知らずを抜歯した後の穴は血の塊でふさがれ、骨の表面を覆った薄い皮膜が下で歯肉と同じ粘膜が作られ、再生してきます。

1~3週間たって粘膜で覆われた状態になると、かなり感染のリスクは低くなります。

ここまでの期間に医師の指導を守らず、頻繁にうがいをしたり、抜歯後の穴をいじったりするとドライソケットになってしまうことがあります。

親知らずを抜歯した後に、穴の内部の骨一部が、露出してしまい、激痛が続くという症状です。

通常、抜歯をした後には、血餅が傷口を覆って、粘膜を保護するので、自然に歯ぐきが治癒してくるものなのですが、何度もうがいをしたり、舌先で傷口を触ったりして血餅がとれてしまうと、抜歯後の穴がふさがらなくなって、骨が露出してしまうのです。

この症状が続くと細菌に感染しやすくなってしまい、骨にまで炎症が広がってしまうこともあります。

傷口に軟膏をつけ、抗生物質や消炎鎮痛剤などを服用して治療しますが、回復までに長期間かかってしまうことがおい用です。

親知らずの抜歯後は抜歯後にできた穴に食べ物が詰まったりするので、気になって無理にブラッシングをしてしまったりすると、治癒が遅くなるばかりか、却って細菌が感染する原因になってしまいます。

軽く口を漱ぐ程度にして、頻繁にうがいをしたり、傷口にふれたりしないようにしましょう。

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