親知らず抜歯した当日の写真になります。
抜いたばかりなのでそこまで腫れたりしないだろうと私は、予測をしていましたが、意外に抜歯をした当日よりも腫れていることが写真よりわかると思います。
抜いたのは左側になります。明らかに右側に比べると頬が腫れていることが良くわかると思います。
親知らずを抜歯すると腫れると聞いたけど実際にどれくらい腫れるか?
わからないから怖いと言われる患者さんが多いです。
確かに抜歯後の腫れた状態のイメージがつきにくければ、抜歯後のスケジュールなども立てにくいと思います。
と言うことで今回は、抜歯を行った方の写真を実際に見ながら解説したいと思います。
親知らず抜歯した当日の写真になります。
抜いたばかりなのでそこまで腫れたりしないだろうと私は、予測をしていましたが、意外に抜歯をした当日よりも腫れていることが写真よりわかると思います。
抜いたのは左側になります。明らかに右側に比べると頬が腫れていることが良くわかると思います。
通常親知らずを抜歯してから腫れのピークは、48時間後と言われています。そのため、2日目が1番腫れると言うことになります。
では実際は、どうでしょうか?写真で見てみたいと思います。
写真で向かって右側は、やはりかなり腫れていますね。ほうれい線の深さが浅くなっているのが分かるかと思います。また、唇の形も腫れたことにより変形していることが分かるかと思います。
顔の輪郭を見ると丸くなっていることも観察できると思います。
通常抜歯を行い4日目くらいから腫れが落ち着いてくると言われています。
まだ、腫れていますが、以前に比べると顔の輪郭がだんだんに丸からはっきりしてきていると思います。
まだほうれい線は、そこまで深くないので腫れていない状態に戻ったとは言えませんが、ほうれい線が見えるように変化してきています。
抜歯後1週間経つと顔の輪郭は、ほぼ正常に近い形に変わってます。やはり最低でも1週間は、腫れが戻るに時間がかかると思った方が良いでしょう。
今回の抜歯は、できるだけ抜歯時間を短く、腫れが少なくなるように抜歯をしましたが、ケースによっては、時間がかかったり腫れてしまう場合もありますので要注意が必要です。
親知らずを抜歯した際の腫れは、下あごの場合誰しもが起こります。これは、上あごに比べると下アゴは、腫れやすいです。
真っ直ぐ生えている親知らずは、確かに腫れることが少ないですが、斜めや横に生えている親知らずを抜歯する際に歯肉に切開をして開くと腫れると思ってください。
また、腫れた際の注意事項として良く保冷剤などで冷やす方がいらっしゃいますが、冷やせば冷やすほど血流が悪くなりますので、治りは遅くなります。
炎症している傷に血液の供給があった方が治りは良いです。そのため、最近では美容整形部門でも過度に冷やしたりすることは、少ないと聞きます。
できるだけ冷やさずに腫れてもそのままにしておいた方が早く治りますので、よろしくお願いします。
以上親知らずの抜歯後の腫れについてお伝えしました。
なかなか腫れるのが怖くて抜歯の勇気が出ない患者案も多いと思いますが、20代で抜歯を行っていれば、後で苦労することがありません。
やはり抜歯をする際の周りの骨もある程度柔らかいですし、何よりも回復力がありますので、治るスピードが全然違います。