出っ歯の小児矯正歯科治療

上顎が下顎よりも前に出ている状態を上顎前突と言い、俗称が「出っ歯」です。
小児矯正で、出っ歯を治療する場合、最適な治療時期としては、9歳から13歳です。
ツインブロック、プレート、ヘッドギア等の矯正装置を使い、永久歯に生え変わる前に解決します。

出っ歯の小児矯正歯科治療

Hungry Boy at the Table上顎が下顎よりも前に出ている状態を上顎前突と言い、俗称が「出っ歯」です。
主な原因としては、小児期の指しゃぶりの習癖、前歯の生え方に問題がある、下顎骨が小さい等になります。
前歯の生える傾斜角度がきつい場合は、歯列の矯正になります。
原因が骨格にある場合、上顎骨が大きいというより、下顎骨が小さい場合の方が多いようです。
その場合は、ツインブロックという装置で、下顎骨を前方へ移動させる矯正を行います。
上顎骨に問題がある場合や、上顎の歯並びに問題がある場合は、プレートの矯正装置を使い、奥歯を後方に移動させることで、同時に出っ歯を後方に下げる矯正を行います。
表側の装置を裏側に装着して、見えない矯正という方法もあります。

その他、出っ歯に有効とされる矯正装置としては、ヘッドギアがあります。
フェイスボウというワイヤーを頭部に巻いて装着し、上顎を引っ張ったままの状態で、上顎骨の成長を抑制し、歯列を後方へ移動させる矯正に適しています。
見た目はよくありませんが、取り外しができるので、人前では外し、その他の時間はできるだけ長く装着するように心掛けます。

小児矯正で、出っ歯を治療する場合、最適な治療時期としては、9歳から13歳です。
受け口の場合は早くて3歳からの治療になりますが、一般的に出っ歯の場合は、それほど早くなくても構いません。
ただ、乳歯から永久歯への生え変わりが終わってから出っ歯を矯正する場合、約70%の方は永久歯の抜歯が必要になります。つまり出っ歯を後方へと移動させるために抜歯をしてスペースを作り、そのスペースを縮めていく矯正方法になるということです。
小児矯正の時期であれば、例えば乳歯が抜けたときに永久歯のスペースも確保しながら、抜歯せずに矯正装置で徐々に出っ歯を後退させる矯正ができます。
ですから、小児矯正を検討されている場合は、早い段階で、ご相談ください。

関連記事