虫歯の治療

虫歯の治療について

虫歯の治療といっても様々あります。また、虫歯の度合いにより方法が変わってきますので、それを解りやすく説明しますね。

 

C0虫歯治療

虫歯ではなくこの場合は、初期虫歯となりますが、歯の表面が白濁して再石灰化が必要となりますので、フッ素を塗布します。また、最近ではMIペーストという歯磨き粉みたいな便利なものもあります。

MIペーストは、牛乳アレルギーの方は、ご使用できませんが、豊富なミネラル(リン・カルシウム)とガムで有名なリカルデントに含まれているCPP-ACPが含まれています。通常は、歯の再石灰化を促すのは、唾液となりますが、唾液の10〜30倍くらいのカルシュムやリンが含まれています。

 

 

C1虫歯治療

C1は、エナメル質内の虫歯になります。そのため、積極的に削って詰めるという治療を行うことはしません。どちらかというとC0の治療に近い方法をとります。削るのではなく、それ以上虫歯が進まないようにフッ素やMIペーストを塗布します。

最近では。大人用歯磨き粉が発売されており、フッ素濃度が非常に高いので、C1の虫歯があるような患者さんは、このバトラーエフペーストαをオススメしております。特に寝る前にはこの歯磨き粉を使用して就寝されることを推奨しています。最大フッ素濃度は、1450ppmになります。以前までは1000ppm以下の製品しかありませんでしたので、非常に虫歯予防にたけた製品の登場となります。

 

 

C2虫歯治療

C2は、象牙質まで虫歯が達しているケースになります。象牙質は、エナメル質に比べて柔らかいですので、虫歯の進行も早いです。そのため、削って詰めるという治療が必要になります。C2は、前歯と奥歯で治療方法が変わってきます。

C2前歯は、虫歯を可及的に削ってプラスティックを詰めます。前歯なので歯と同じ色のプラスティックを選択して詰めます。まれに虫歯が深い場合は、冷たいものがしみたり、噛んで痛みが出たりすることがあります。

C2奥歯は、インレーという治療がメインになります。こちらインレーとは、虫歯を削って型取りをして、銀歯かセラミックを詰めるという治療になります。奥歯の噛む面だけの小さな虫歯の場合、プラスティックを詰める場合もありますが、歯と歯の間にわたる虫歯や大きな虫歯は、ほとんどがインレーの治療になります。インレーの選択肢は、銀歯とセラミックがありますが、保険内治療は銀歯となりますし、保険外治療はセラミックの白いインレーになります。

 

C3虫歯治療

C3の虫歯は、神経に達するか?達しないか?の虫歯になり、多くの場合は神経の治療が必要となります。神経を残すという治療も最近では増えていますが、初めはどうしても噛んで痛いとかしみるという症状が出ますので、患者さんは虫歯が残っているのではないか?と勘違いをされたりします。そのため、トラブル防止のために神経の治療を選択します。この神経を残す・残さないの選択は非常に難しいですので、ドクターと良く相談するようにしてください。

C3虫歯の治療の流れですが、虫歯をすべて取り除き、神経の治療を行います、その後歯の神経のあった部分に防腐剤を詰めて、土台を立てて、きれいに土台を削り、型どりをして、かぶせ物(クラウン)のセットという流れになります。

 

C4虫歯治療

C4の虫歯は、ほとんどのケースが抜歯となります。まれに硬い歯の部分が残っており、矯正などの力を加えて歯を残すという治療が可能な場合がありますが、基本的には抜歯となります。

抜歯後の治療としては、ブリッジ、入れ歯、インプラントがあります。ブリッジと入れ歯は、保険内治療ができますが、インプラントは保険外治療になります。

歯を1本失った場合の第1選択は、インプラントになりますが、金銭的な問題や患者さんのケースにより選択は様々になります。ドクターと良く相談をして、ご自分に合った治療方法を選択しましょう。

関連記事