歯ぎしりの問題点

歯ぎしりの問題点

Bruxism problem

 歯ぎしりをする人は、日本人の70%もいると言われています。

だから、珍しい症状ではないのですが、重い病気を引き起こしてしまうひどい歯ぎしりの場合は要注意です。

歯ぎしりによって引き起こされる問題点を列挙してみます。

朝起きたときに、肩こり、頭痛、目の奥の痛み、耳鳴り、顎の関節の痛み等の症状がある場合、歯ぎしりが原因である可能性があります。

睡眠障害にもなりやすいですし、隣で寝ている人にとっては、歯ぎしりの音が気になって眠れないという影響もあります。

歯ぎしりは眠りの浅いときに起こりやすく、同様に眠りの浅いときに起こる睡眠時無呼吸症候群と関連があるのではないかと言われています。

歯の表面がすり減り、ひび割れたり、クラウン(被せ物)が割れることもあります。

ひどい歯ぎしりで、歯の30%の高さをすり減らす人もいます。

そうなると、エナメル質の奥の象牙質が剥き出しになっていて、冷たい物や熱い物、柑橘類の酸味が沁みる知覚過敏症になります。

Bruxism problem2

歯ぎしりの力は相当強いので、歯茎を傷めると歯周病になりやすく、顎を傷めると顎関節症になる場合があります。

歯ぎしりの大きな問題点は、多くは睡眠中に起こるので、意識して改善できない点にあります。

起きている間の歯ぎしりの場合は、できるだけストレスを分散して、無意識に歯をこすり合わせたり、食いしばったりしないように意識すれば、回避できる場合もあります。

歯ぎしりの基本は、歯と歯の不必要な摩擦ですが、それだけではなく例えば、何かに集中していて無意識のうちに、あるいは起床時に、舌に歯型がついていることがあります。

歯に近い舌の淵にギザギザの歯型がついてたりすると、それは歯ぎしりの痕跡です。

舌を傷めることで、舌の働きが鈍くなり、唾液の分泌量が減ってドライマウスになりやすいというデータもあります。

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